こんにちは、きよコング(@Kiyokong_)です
ローソンアゴヒゲトカゲを飼い始めてから1ヶ月くらいして環境にも慣れてきたので温浴させてみました。
動物病院やペットショップなどでも温浴を推奨しているところは多いです。
しかし温浴をさせようとすると暴れたり、嫌がったりする場合もありますので様子を見ながら進めていきましょう。
今回は温浴の効果や方法、注意点をまとめました。
我が家では全員が動揺してしまい胃が痛くなった出来事もございました💦
[ローソンアゴヒゲトカゲとは?]
ローソンアゴヒゲトカゲ、英語名ランキンスドラゴンはオーストラリア固有種でフトアゴヒゲトカゲに外見がよく似ていますが体長は成体で約30cmくらいまでと一回りアゴヒゲトカゲよりも小さいです。
寿命は約10年と言われています。
wikipediaでも詳しい情報が少ないですがとても可愛らしくておとなしい性格なので初心者でも飼いやすいです。
効果や方法、注意点
1.効果 2.方法 3.注意点
効果
温浴とはお風呂に入れるようなことで以下のような効果があると言われています。
・水分補給
普段は野菜などの餌から水分補給をして水を直接飲むことはスポイトなどであげないと飲むことが少ないです。
温浴中に水をたくさん飲む個体もあります。
水分不足になると脱水症状や便秘、痛風などになる場合があるので、注意が必要です。
・体を清潔に保つ
知らず知らずのうちにケージ内に埃が溜まっていたり、餌のコオロギのフンなどでケージ内が汚れていたりますので、ローソンアゴヒゲトカゲの体もきれいにしてあげましょう。
また、ダニが付着することもあるらしいので予防にも繋がります。
・脱皮を促す
湿度が低いと、脱皮不全になることがあります。温浴させることで古い皮膚がやわらかくなるので脱皮不全を防止したり、脱皮がスムーズになります。
・新陳代謝を良くする
温浴で血行が良くなり、新陳代謝が良くなります。新陳代謝が上がると腸などの内臓の働きも活性化されるので、排泄物が出やすくなります。
温浴中に排泄物を出す場合もありますのですぐに掃除できる準備をしておくこともお勧めします。
我が家は排泄物と一緒に温浴させるのに抵抗があったのでティッシュなどですぐに排泄物は取り除いて温浴させています。
方法
・温度
35~38度にしてあげましょう。
温浴させるケースが大きかったり、冬場などは温度がすぐに下がりますのでお湯を足すなどして調整して下さい。
・時間
あまり長いと温度も下がりストレスにもなりますので長くて10分くらいまでにして下さい。
嫌がったり出たがるようであれば出してあげてよく体を拭いてケージに戻しましょう。
・深さ
溺れないように頭がしっかりと出るくらいの水位にしてあげましょう。
両手でゆっくりと入れて、手や腕などに掴まれるようにしてあげると安心して温浴できます。
・広さ
個体の全長よりも広いほうが窮屈なく洗いやすくなりますので個体より大きめの容器を用意しましょう。
我が家では大きめの虫かごを用意しています。
・頻度
人や個体によって月に1回や毎日といった意見も見られます。ローソンアゴヒゲトカゲが嫌がらない頻度で温浴させてあげましょう。
我が家では週に1回温浴しています。
・タイミング
体がしっかりと温まっている状態で温浴させましょう。
朝の体が温まりきっていない状況や睡眠前などはストレスにもなるので避けたほうが良いです。
ローソンアゴヒゲトカゲは起床後体温を上げるためにバスキングをします。開始後1時間後くらい経ってから温浴をさせてみて下さい。
注意点
・嫌がるなら無理に温浴させない
暴れて嫌がる子もいます。腕や手にしがみ掴ませたり、お腹の下に手を入れても嫌がるようなら無理せず終わらせてストレスをかけないようにしましょう。数回繰り返すことで慣れてくる子もいます。
・温浴をするタイミング
体が温まりきっていない状態や睡眠前、食後すぐの温浴は避けましょう。
食後すぐに温浴をすると食べたものが未消化のまま排泄されてしまうこともあるそうです。
新陳代謝を高め便秘解消にもなりますので温浴のタイミングには注意しましょう。
・体をしっかりと拭く
温浴が終わったら体をしっかりと拭いてあげましょう。濡れたまま放置してしまうとせっかく温まった体を冷やしてしまいます。
ケージに戻す前にしっかりと乾いたタオルで拭いて下さい。
フトアゴヒゲトカゲは温浴中によく水を飲み水分補給をするという記事などをよく見かけます。
我が家のローソンアゴヒゲトカゲも温浴中に水をガバガバ飲みましたが、その後ぐったりしてしまいとても焦りました。
時間が経ったら何事もなかったように元通りになりましたがその後は不安なので、お腹が浸かる程度の深さで目を離さないようにしています。
今回はローソンアゴヒゲトカゲの温浴についてご紹介しました。
温浴は様々な効果が期待出来ます。しかし、水嫌いや頻度が多いとストレスにも繋がりますので様子を見ながら行っていきましょう。
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