こんにちは、きよコング(@Kiyokong_)です
我が家では爬虫類好きの嫁、息子の要望もあり先日ローソンアゴヒゲトカゲを飼育することになりました。
こちらでは初めて爬虫類を飼おうとしている方になぜローソンアゴヒゲトカゲがオススメなのかいくつかご紹介していきます。
[ローソンアゴヒゲトカゲとは?]
ローソンアゴヒゲトカゲ、英語名ランキンスドラゴンはオーストラリア固有種でフトアゴヒゲトカゲに外見がよく似ていますが体長は成体で約30cmくらいまでと一回りアゴヒゲトカゲよりも小さいです。
寿命は約10年と言われています。
wikipediaでも詳しい情報が少ないですが丈夫で、とても可愛らしくておとなしい性格なので初心者でも飼いやすいです。
オススメな理由3選
1.成体の大きさ 2.食事 3.性格が温和 人慣れしやすい
成体の大きさ
ペットショップなどでもよく見かけるフトアゴヒゲトカゲと見た目はよく似ていますが、
ローソンアゴヒゲトカゲは尾も含めて成体は30cmくらいなのでフトアゴヒゲトカゲの最大約50cmに比べ一回り小さいです。
部屋のスペースや成体になった時のことも考えると我が家の広さではフトアゴヒゲトカゲはやや大きいなと感じていました。
また、本格的な爬虫類飼育は初めてでしたので手に負えなくなるなど不安材料を減らしたいという想いもあり
見て、触れて、学べて、買えるというコンセプトの展示即売イベントにて直接色々と聞くことで不安材料を無くすことができました。
また、飼う側の責任をしっかりと家族に共有したいという目的もありました。
結果、販売者側も丁寧に現状どれくらい食べているかや注意点、不明点なども確認することができましたので
初めて飼う人にはとてもオススメです。
食事
私たちは購入した時に販売者の方は今まで何をどれくらいあげていたか話を聞き、コオロギを1日10匹くらい毎日食べていたとおっしゃていました。
他に野菜、人工餌とお水。
成長に伴って昆虫食から野菜食へと変わっていきます。
幼体時はコオロギメインで人工餌と野菜も慣れさせるためにあげてみて下さい。
成長していくにつれてコオロギよりも野菜の比率を上げていってみましょう。
個体によって好みも変わりますので色々と試してみて下さい。
コオロギはペットショップやオンラインショップなどでも購入は可能です。
お店によって個体の大きさや種類も様々なので比較してみて下さい。
野菜は水分補給としてもとても大事です。
オススメ野菜
・小松菜・・カルシウムが豊富、通年で手に入りやすいです。食べやすい大きさにカットしてあげましょう
・にんじん・・栄養価が高い、小さくカットした後加熱処理し冷ましてからあげましょう(レンジでOK)
・豆苗・・葉が小さいので幼体の時からでも食べやすい。切った後の根本を水につけておくとまた生えてきますので経済的です
・オクラ・・水分、食物繊維が豊富。種はできれば取り除きましょう。加熱後冷ましてからあげましょう。
・かぼちゃ・・固いので加熱処理して冷ましてからあげましょう。カロリー高めなので量は抑えめで。
他にも水菜、ちんげん菜、いんげん、モロヘイヤ、リーフレタス、大根の葉、かぶの葉、とうもろこし。
野草では桑、オオバコ、たんぽぽ、シロツメクサ、ナズナなども安心して与えられます。
その中でもカルシウムが豊富でリンが少ない、小松菜、大根の葉、かぶの葉、ちんげん菜がオススメです。
色々試して好みを探してあげて下さい。
与えてはいけない野菜
・玉ねぎ、ネギ、ニンニク・・アリルプロピルジスルファイドという成分が含まれており、赤血球のヘモグロビンを酸化させることによって、溶血性貧血を起こします。溶血性貧血とは赤血球を破壊させることによっておこる貧血のことです。
・ほうれん草・・ほうれん草はシュウ酸という成分を多く含んでいて、シュウ酸はカルシウムの吸収を阻害します。
(シュウ酸がカルシウムと結合する)
カルシウムが足りなくなると、クル病になってしまいます。
与えすぎに注意する野菜・果物
・キャベツ、ブロッコリー、白菜・・アブラナ科の野菜には甲状腺誘発物質(ゴイトリン)を含むので与えるのに適していないという情報を見ます。
ですが甲状腺機能低下にはヨウ素が欠乏している時に起こるため、主食としてそればかりをあげるのはやめた方が良さそうです。(かぶの葉、水菜、モロヘイヤ、小松菜などはヨウ素が含まれていることも確認されています)
・ブルーベリー、バナナ、キウイ、りんご・・糖分多いので与えすぎには注意です。果物の味を覚えてしまうと野菜を食べなくなることもあるそうです。
性格が温和 人慣れしやすい
昼行性で朝起きて夜は寝ますので生活サイクルは人と同じです。
性格
性格は温和で警戒されたり噛みつかれたりすることはありません。慣れてくると手のひらに乗せたり、手から野菜など餌を食べてくれたりします。ハンドリングがしやすいですが、犬などと違い触られすぎたり、ベビーの時は警戒心からストレスになりますので徐々に慣れさせていきましょう。人に慣れてくるというよりは何事にも動じずマイペースな様子です。
ストレスマーク
ストレスを感じた時はアゴ下や腹部に黒い縦じまや班模様が出ます。新しい環境下やハンドリングで出やすいですが強い紫外線を浴びている時、発情期でも出たり、全く出ない個体もいるそうです。
まだまだ判明していないことも多いので、ハンドリング中に出てきた時は無理せずにケージでリラックスさせるように我が家ではしています。
今回はローソンアゴヒゲトカゲがなぜオススメなのかご紹介しました。
参考になると嬉しいです🎵